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青柳菁々の句碑・三雲塚社


加賀百万石の城下町、金沢・卯辰山 に祖父青柳菁々の句碑がある。臼田亜浪・小松砂丘・青柳菁々 の三人の俳人の雲に関わる句が刻まれている、その名も三雲塚。亜浪は秋の句を、砂丘は春の句を、菁々は夏の句を詠んだ。


亜浪「稲田おほふ雲冷やかに暮れてゆく」
砂丘「雲の上に立山すわる春日かな」
菁々「ふるさとよ母よ夏雲は高く候」


昭和九年(1934)に臼田亜浪主宰の 石楠 二十周年記念に建てられたもの。

その菁々の句が、第79代内閣総理大臣 細川護熙の著書 内訟録 (日本経済新聞社)に引用されていた。細川さんに出入りしていた編集者が兄に教えてくれた。細川さんも朝日新聞記者、ジャーナリストだった。不思議な縁がある。


2020/12/30 青柳竜介

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