プロファイル

青柳 森(あおやぎ しげる、1928年 7月27日 - 2019年1月12日)

東京都出身のジャーナリスト。文化放送、フジテレビ元アナウンサー。産 経新聞元記者。
父は俳人・青柳 菁々。 曾祖母は日本に英国式産婆術を普及 させた古矢カマ(内務省産婆免状第 10号)、女性による専門書としては 近代日本で最初の医学書(造化正正 新論:明治12年)を執筆。

人物
  • エッセイスト、文化評論家。
  • 所属団体・役職:日本ペンクラブ名 誉会員、日本外国特派員協会会員
  • 日中放送懇話会会員 元職:アナウンサー(文化放送、フ ジテレビ)、産経新聞記者、放送記者。


経歴
    1948年 東京外国語大学(旧東 京外事専門学校)ロシア科卒業 ー 父が近代出版社を設立し、月 刊誌『文学の世界』を創刊。やが てつぶれるまで家業を手伝う
  • 1950年 立教大学文学部英米文 学科卒業 経歴
  • 1951年 3月 人事院第一回国家 公務員採用試験合格 ー 希望した 外務省に増員がなく、畑違いの裁 判所事務官に任官
  • 1953年 3月 文化放送アナウン サー第2期生 1957年11月 フジテレビ開局準 備委員、開局後同局アナウンサー 兼務 1963年10月 サンケイ新聞社出 向、記者 ー ソビエト、中央アジ ア、パプア・ニューギニア、ミク ロネシア、東南アジア諸国を取材
  • 1976年 5月 文化放送復社、放送記者
  • 1981年 4月 文化放送理事 (1986年まで)
  • 1986年 5月 中国・長春市白求 恩医科大学日本語教育センター講 師
  • 1986年 7月 柏書房顧問 1987年 3月 日本外国語専門学 校講師 1988年 4月 拓殖大学語学研究 所日本語教師養成講座講師


著書
  • 「放送記者のみた中国」(柏書 房、1983年)
  • 「西双版納から絹道(シルクロー ド)へ」(ジャルパックセンター 出版、1984年)
  • 「不思議な不思議なニッポン人」 (角川文庫、1986年)
  • 「東京消防」(月刊誌)にエッセー 「世界の旅」を隔月連載(1988 年 - 2005年)
  • このほか「プラハ からサマルカンドへ」「世界の都 市・ポートモレスピー」「独立前 夜のトラック諸島」「ポナペ島点描」「台湾の日本語学習ブーム」 などを雑誌に寄稿。

エピソード

フジテレビ開局、初めてのテレビ ニュース
1958年(昭和33年)11月1 日午後6時45分にフジテレビ が開局して初めて放送したテ レビニュースは、予定されて いたアナウンサー大庭俊司に 代わり、急遽、青柳森(文化 放送アナウンサー)が呼び出 され、急場を切り抜けたこと で知られている。
(出典: 「共同テレビジョン15年史 抄」1973年(昭和48年)7 月共同テレビジョン出版、 24ページの記述内容から要 約)尚、「共同テレビジョン 15年史抄」は神奈川県立川 崎図書館に所蔵されており閲 覧が可能。

外部リンク